ダイヤリー

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新潟の中でも豪雪地帯に入るこの地区でも久々の大雪。内容がどうしても雪の話になってしまうのは仕方がない。

十日町雪祭り 平成

正月行事 平成11年1月15日

どんどん焼きづくり

  朝8時集合でどんどん焼づくり、作る場所をきめて、”かんじ木”で雪を踏み固めるが、約2メートルの積雪の上に新雪が積もって踏み固めるのが重労働。それから骨組みにする木や竹を採ってきて組み始める。

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作る場所をかんじきで踏み固める、雪が深いから大変。 木と竹を採ってきて骨組みを作る。 骨組を縄で締めながら藁で肉付けをしていく。
しめ縄、書初めを飾り付ける

開始から約2時間で完成、妙な充実感が・・・

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完成です。はい! ポーズ

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どんどん焼き

 午後1時30分各家で小正月のお祝いをしてから地区のみんなが集まったところで点火、いっきに燃え上がる、この火にあたると一年間無病息災とか。

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点火は昔ながらの火打ち石でなのだが最近は儀式のみで実はライターで点火。 点火した種火を四方に着火するといっきに燃え上がる。 この火にあたると一年間無病息災になる。また、団子やイカを焼いたり、タバコに火をつけたり。 焼きあがったものは、みんなで分け合って食べる。これが妙にうまい。

 

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平成11年1月14日

鳥追い

 小正月の前の晩の「鳥追い」の行事。子供たちが「鳥追いの歌」を歌いながら、集落の家々をまわる。すっかり少なくなってしまった小学生だけど元気だけは昔どおり。

 

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稲倉地区の「鳥追いの歌」

    鳥追いだ 鳥追いだ

旦那どんの鳥追いだ

どっからどこまで追ってた

信濃の国まで追ってた

なにをもって追ってた

葦ん棒に 萱ん棒 

みんなもって追ってた

みんな集まれ ホーイ ホーイ

 

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大雪だー! 平成11年1月10日

大変だー! 大雪だー!

  去年の暮れから降り出した雪は、4、5日に小休止があったのみで、ずーと降りつづけ、その上7、8、9日には大雪警報の出っ放しで、特にわたしの家の近辺では、一日で1メートル以上降ることもあった。

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写真

 (右) 道路から家の風景、手前のポールは3メートルの高さがある。

 (中央、右) 雪ほりの風景、除雪車の競演。大型の除雪機は町のもの、小型は自宅用運転は結構難しい。

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 (写真)屋根の雪おろし、今年だけでもう3度目、うんざりである。

雪でも元気に学校へ

 小学生の晋くんは完全防備、でも中学生になるとなぜか素足にスカート、本人は「寒い、寒い」の連発何とかならんのかねぇー。周りは2メートル以上の雪の壁。車には気をつけましょう。では「いってらっしゃい」。

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コラム「克雪とは」

 ここの冬は、雪がむやみに降る。住人はずっと雪と戦ってきた。道具は、木のコスキからスコップ、スノーダンプ、除雪車と変わり、水を使ったり、温風を利用したりして、効率もじょじょにあがってきたが、基本的に雪と戦っていることにはかわりない。雪はあたりまえのことだが春になれば融ける、雪ほりはまったくの徒労である。まったくの徒労とわかっていても雪をほりつづける。

 ここでは雪は、敵であると同時に色んなものをもたらしてくれる。その豊富で清涼な水は上質の稲作には不可欠であるし、春の山菜は大雪のときほどうまい。昔はその雪解け水は運搬の道具であったし、雪そのものをつかった雪晒しや低温醸造もある。酒のうまいのだって雪が降るから・・・

 ここは、無雪の道路もできた、上水道も下水道も電気もガスも石油も電話もファックスもテレビもラジオも何でもある。雪が降ると陸の孤島なんて話はとっくの昔に解消された。それでも・・・・

 ここのひとはやっぱり雪をほりつづける。徒労であろうが何であろうが雪をほりつづける。雪の猛威を恐れてか、雪の恵みに感謝してか?・・・。多分そのどちらでも無いだろう、もっと単純に「雪が降るからほる」。どんなに世の中が変わろうと、いつの時代であろうとここにすむひとはその尊厳にかけて雪をほりつづけるだろう、たぶん

 

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Cut_094.gif (3949 バイト)家族でスキー 平成11年1月5日

家族でスキー

 今日は、家族で上越国際スキー場当間ゲレンデにやってきました。家から車で約30分くらいで着いて、かなり広いゲレンデと西向きのせいか雪質も中越には珍しくかなりイイ、その上塩沢の裏側のため空いていると言う好条件がそろっている。ただ、リフト券が回数券が無く一日券、半日券一回券のみなんで初心者づれのグループはちょっときつい。Cut_096.gif (4494 バイト)

 この日は、天気も朝から晴天、正月の混雑も収まってか、ゲレンデもガラガラ。ちょっと遅めの10時出発だったが十分に滑って満足という感じでした。

 食堂のメニューどれをとっても一寸高い。味もイマイチ・・・・

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みな子(スキー暦7年、スノボー初)   

 スキーは小さい頃かやっているので、まあまあ無難にすべるのだが、スノボーは今回が初挑戦。生来の怖がりと、その慎重な性格か、なかなか滑らない。滑ってしまえばまあまあなのだが、待ってる方はたまったものではない。

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長男 達也 (スキー暦7年、スノボー暦2年目)

 スキーは相当うまいが、むちゃくちゃスピードを出すので見てる方はとっても怖い。スノボも同じようなもの、基本もへったくれもあったもんじゃない、ただ滑るだけ、まだスピードのコントロールができないようである(相当危ない)。本人いわく「俺は待ってばっかり・・・」仕方なく単独行動をゆるす。おかげで写真は撮れない、左の写真で後ろで転んでいるのがそれ・・・

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次男 晋(スキー暦1年)

 ミニスキーは3歳くらいからやっているが、本格的なスキーは去年から。無類の臆病者で、なお、スキー場をラーメン屋と勘違いしているところあり。(着くとすぐにラーメンが食いたくなる)兄弟の中で一番てこずらせてくれるのはやっぱり末っ子のせいか?。 

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はは ひろみ(スキー暦20年以上)

 スキー暦は長いが滑っている時間が問題。小さい頃かスキーをやってる者の特徴でどんなコースも雪質でも無難にこなすのはさすが、もう少しフォームにこだわればと思うのだが。左の写真は「後ろの景色がキレイなんで撮った」と言ったらおこられた。

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ちち 道也(スキー暦20年以上)

 自慢じゃないが相当上手。ただ最近運動不足のせいか、太りすぎのせいか、もう年のせいか(全部にきまってんだろ!)でうまくスキーのコントロールができない。その上スキー場につくと喉が渇く、「オーイ、ビール・・・」。スノボをやりたいのだが家族と一緒の時はダメということで、専らカメラマン。当然写真は一枚も無い。

 

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Ico_081.gif (304 バイト) かまくらつくるぞー! 平成10年12月31日yuki_kamakura1.jpg (10623 バイト)

かまくらつくるぞ!

 年の瀬になってやっと積もった雪に早速かまくら作りに飛び出した我が家のガキ共は、「寒い、寒い」を連発しながらも元気にスコップで雪をドーム状に積み始める。しかし、朝の冷え込みが相当きつかったようで中々雪が固まってくれずせっかく積んだ雪が風で飛ばされる。表面の積もったばかりの雪はまったく役に立たず下の方から掘り起こした雪を使って積みなおし。

 1時間位かかってようやくある程度のたかさに積み上げ完了。後はスコップの平らなところでたたいて雪を固める。積んだ直後の雪は固まりが弱くちょっと強くたたくとペコとへこんだり、崩れたりする。もう少し時間をかけて雪がしまるまで待つことにする。

ちょっとひとやすみでソリあそび

 まってる時間もただ待ってなんかいない、車庫からソリを引っ張り出してきて、裏山へ。段々たんぼと段々畑は絶好の滑り台。寒がって中々出てこなかったおねーチャンもやっと出てきて初すべり。でも、なれないことはするもんじゃない。ソリは怖がっている方が何故かよくすべる、勢いがつく。「わっ!とんだ」yuki_mina1.jpg (8275 バイト)yuki_mina.jpg (8571 バイト)

 

 

 

 

 

ようやく完成で「はい、ポーズ!」

 そうこうしてしている間に、雪もほどよく固まり再びかまくらづくり。崩れないように慎重に少しずつ、そして大胆に、慎重に掘り進む。20分程かけてやっと完成でも、やっぱりまだ雪自体がやわらかすぎて中に入って遊べるほどではない。結局記念写真だけ撮って終わり。このかまくら年は越したけど次の日(元旦)の朝には「ベッチャリ」とつぶれてしまった。かまくらはつぶれてもこの日の思いでは彼らの心にいつまでも残るといいな。

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